概況
タイ国内で2026年5月現在、デング熱の患者数が前月比で増加しており、例年通り5〜10月の雨季にかけてさらに流行が拡大する見込みです。特に首都バンコク、チェンマイ、プーケット等の都市部および観光地で報告されています。
薬剤師メモ: デング熱にはワクチン(デングワクシア)が存在しますが、日本国内では未承認です。感染予防は蚊に刺されないことが唯一の確実な対策です。
渡航者の備え
必須の持ち物
| アイテム | 推奨成分 / 仕様 |
|---|---|
| 虫よけスプレー | DEET 30%以上 または イカリジン 15%以上 |
| 蚊取り線香・ベープ | 屋内就寝時用 |
| 長袖・長ズボン | 明るい色が推奨(蚊は暗色を好む) |
| 解熱鎮痛薬 | アセトアミノフェン(アスピリンは不可 — 出血リスク増) |
現地で発熱したら
- 38度以上の発熱 + 関節痛・頭痛 → デング熱を疑い、即座に現地クリニックへ
- 自己判断でアスピリン、イブプロフェン等のNSAIDsを服用しない
- 海外旅行保険のキャッシュレス窓口に連絡
参考リンク
- 厚生労働省検疫所 FORTH: https://www.forth.go.jp/
- 外務省 海外安全ホームページ(タイ): https://www.anzen.mofa.go.jp/
本アラートは公的情報の転載と薬剤師による補足解説です。治療方針については必ず医療機関にご相談ください。