UAEで下痢になったら|現地薬局で買える薬と薬剤師による正しい対処法

UAEで下痢になったら|現地薬局で買える薬と薬剤師による正しい対処法

UAE(ドバイ・アブダビ)を旅行中や出張中に突然の下痢に見舞われた場合、どの薬を選ぶか、いつ医師を受診するか、現地薬局でどう伝えるか——これらの判断に迷う方は多いはずです。本記事では薬剤師(博士(薬学))の視点から、UAE特有の下痢リスクから具体的なOTC薬の選び方・使い方、帰国後の注意点まで約8,000字にわたって解説します。


UAEで下痢になる原因の解説

気候と温度差による腸への負担

UAEは年間を通じて極めて高温・低湿度の砂漠性気候です。夏季(6〜9月)の屋外気温は45℃を超えることも珍しくなく、室内外の温度差は20℃以上になる場合があります。この急激な温度変化は腸管神経系を刺激し、腸蠕動の乱れや軟便・下痢につながりやすいことが知られています。また、高温環境では発汗による水分・電解質の喪失が著しく進むため、普段より早く脱水状態に陥る危険があります。

水質と水道水の問題

UAE全土でほぼ海水淡水化装置(RO膜処理)から生産された水が供給されています。マグネシウムやカルシウムなどのミネラル組成が日本の軟水とは大きく異なるため、日本人の腸内フローラが新しい水質に反応し、軽度の下痢を引き起こすことがあります。「旅行者下痢(Traveler's Diarrhea)」の一因として水質変化はよく知られており、到着後24〜72時間以内に発症するケースが多いです。なお、UAE政府は飲料水の安全基準を厳格に管理しているため、水道水自体に病原体が混入するリスクは先進国並みに低いとされています。ただし、ホテル以外のビルの老朽化した配管からの混入を完全に否定できないため、市販ミネラルウォーター(瓶入り)を飲むのが賢明です。

食文化の急激な変化

UAE、特にドバイは多国籍都市であり、中東料理・南アジア料理・レバント料理・西洋料理が混在しています。日本食に慣れた腸にとって、クミン・コリアンダー・チリ・ガラムマサラなど多量の香辛料は腸管粘膜を直接刺激します。また、ラム肉・ギー(澄ましバター)・揚げ物など高脂肪食は胆汁分泌を増大させ、腸管通過時間を短縮させます。屋台(フードトラックやスーク内の露店)でのシーフードやグリルチキンは高温調理が前提ですが、保管・提供温度の管理が不十分な場合に細菌増殖のリスクが上がります。

細菌・ウイルスによる感染性腸炎

ドバイ・アブダビの国際空港は世界屈指の乗降客数を誇り、多様な地域からの旅行者が常に往来しています。ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルス性腸炎は人から人へ容易に感染します。細菌では腸管毒素原性大腸菌(ETEC)、サルモネラ属菌、カンピロバクター属菌が旅行者下痢の主要原因菌として報告されており、UAE滞在中の感染性腸炎の原因菌として注意が必要です。アラビア半島では腸チフスの輸入症例報告もあり、不衛生な屋台食や生野菜サラダの摂取は避けることが推奨されます。

時差ボケと腸管リズムの乱れ

日本との時差はUAEが5時間先行(JST−5時間)しています。体内時計のズレは自律神経を介して腸管蠕動にも影響し、到着後12〜48時間以内に軟便・下痢が起きるケースがあります。これは「機能性下痢」に近いもので、感染性腸炎と区別できることが重要です。発熱・血便・激しい腹痛を伴わず、1〜2日で自然回復するものが多いです。


重症度判定チェックリスト

下記の3段階に自分の状態を照らし合わせてください。判断に迷う場合は必ず医師に相談してください。

【緊急受診】——直ちに救急・クリニックへ

以下のうち1項目でも該当する場合は、市販薬での対処を試みず、すぐに医療機関を受診してください。

チェック項目 目安の基準
血便・粘液便がある 赤色・黒色・タール状のいずれか
高熱を伴う 体温39.0℃以上
激しい腹痛がある 下痢と関係なく持続する強い痛み
意識がぼんやりする・強い脱力感 立ち上がれない・応答が遅い
尿が出ない・または極端に少ない 8時間以上排尿なし
嘔吐で水分を一切摂れない 飲んでも即座に嘔吐する
重篤な基礎疾患がある 炎症性腸疾患・免疫抑制状態・糖尿病など
乳幼児・高齢者が発症した 脱水リスクが成人より高い

【準緊急】——24〜48時間以内に受診を検討

以下に該当する場合は、市販薬を使いながら医師受診の準備を進めてください。

チェック項目 目安の基準
下痢が3日以上続いている 改善傾向が一切ない
37.5〜38.9℃の発熱を伴う 解熱鎮痛薬でも下がりにくい
1日10回以上の水様便 体力・水分喪失が著しい
腹部の持続的な膨満感・鈍痛 絞り込む痛みではなく持続する違和感
体重が急激に減少した感覚がある 短期間での著しい体重減少

【経過観察】——OTC薬と補水で対応可能

以下のすべてに当てはまる場合は、市販薬と経口補水で様子を見ることができます。ただし、状態が悪化したら迷わず上位区分に切り替えてください。

  • 1日5回以下の軟便〜水様便
  • 発熱なし、または微熱(37.5℃未満)
  • 血便なし、粘液なし
  • 水分摂取が可能
  • 腹痛は軽度かつ間欠的
  • 意識清明・通常の活動が可能

現地薬局で買えるOTC薬(表形式)

UAEではFDA相当機関であるUAE保健省(Ministry of Health and Prevention, MOHAP)が医薬品を規制しています。薬局は大型ショッピングモール内にも多数あり、英語で相談が可能です。以下は実在が確認できているブランドです。

ブランド名 有効成分(一般名) 1回用量の目安 価格目安 主な取扱薬局チェーン
Imodiumイモジアム ロペラミド塩酸塩 2mg/カプセル 初回4mg、以後1回2mg(1日最大16mg 概ね15〜25 AED Boots, Life Pharmacy, Aster
Loperamideロペラミド(ジェネリック) ロペラミド塩酸塩 2mg/カプセル 同上 概ね5〜12 AED Life Pharmacy, Aster, 各種薬局
Pepto-Bismolペプトビスモル サリチル酸ビスマス 262mg/錠または262mg/5mL(液剤) 1回2錠(または30mL)、4〜8時間ごと、1日8回まで 概ね20〜35 AED Boots, Life Pharmacy
Smectaスメクタ(スメクタ) ジオスメクタイト 3g/袋 1回1袋を水100mLに溶いて服用、1日3回 概ね20〜30 AED Life Pharmacy, Aster
ORS(経口補水塩)各種 塩化ナトリウム・塩化カリウム・ブドウ糖配合(WHO標準処方に準拠) 1袋を200〜250mLの水に溶解 概ね5〜15 AED/袋 ほぼ全薬局
Normix(ノルミックス) リファキシミン 200mg/錠 ※要処方箋 医師の指示に従う 処方箋品 処方薬扱い(参考のみ)
Flagyl(フラジール) メトロニダゾール ※要処方箋 医師の指示に従う 処方箋品 処方薬扱い(参考のみ)

注意:価格は調査時点の目安であり、為替・店舗・時期によって変動します。抗菌薬(Normix・Flagylなど)は処方箋が必要です。処方箋なしで入手しようとしないでください。

各OTC薬の特徴と使い分け

**ロペラミド(Imodiumイモジアム・ジェネリック)**は腸管μ受容体に作用して腸管蠕動を抑制し、腸液分泌も減少させる止瀉薬です。血便・高熱がない軽〜中等度の分泌性下痢や旅行者下痢に第一選択として広く用いられます。ただし、細菌性腸炎(特にシガ毒素産生性大腸菌感染)での使用は、毒素の体内滞留リスクを高める可能性が指摘されているため、血便・高熱を伴う場合は使用禁忌です。

**サリチル酸ビスマス(Pepto-Bismolペプトビスモル)**は抗菌・抗炎症・粘膜保護の多面的作用を持ちます。軽度の感染性腸炎や食中毒様症状に有効とされ、予防投与としてのエビデンスもあります。便・舌が一時的に黒くなる場合がありますが、これは薬剤の反応によるものであり問題ありません。アスピリン過敏症・ライ症候群リスクのある小児への使用は避けてください。

**ジオスメクタイト(Smectaスメクタ)**は腸管吸着剤であり、細菌毒素・ウイルスを腸管内で吸着して排出を促します。消化管内でほぼ吸収されず全身副作用が少ないため、小児や妊婦でも比較的使用しやすい薬剤です。ただし他剤と同時服用すると吸着して薬効が低下する可能性があるため、他の薬は服用2時間前後にずらしてください。

**ORS(経口補水塩)**はいかなる程度の下痢においても第一に開始すべき補水手段です。WHOの推奨に基づく組成(ナトリウム・カリウム・グルコースのバランス)により、水と電解質を効率よく吸収できます。スポーツドリンク(Gatorade等)はナトリウム濃度がORSより低く、糖分が高い場合があるため、医療的補水には正規のORS製品が推奨されます。


現地語での症状表現・薬局での買い方フレーズ

UAEの薬局(特にチェーン系)では薬剤師の多くが英語を流暢に話します。英語でのコミュニケーションが最も確実ですが、アラビア語フレーズを知っておくと、地域の薬局でより円滑に対応してもらえる場合があります。

英語フレーズ(薬局での会話)

場面 英語フレーズ カタカナ発音
症状を伝える I have diarrhea. アイ ハヴ ダイアリーア
血便がないことを伝える No blood in my stool. ノー ブラッド イン マイ ストゥール
発熱がないことを伝える No fever. ノー フィーバー
下痢の頻度を伝える I've had loose stools about 5 times since this morning. アイヴ ハッド ルース ストゥールズ アバウト ファイヴ タイムズ シンス ディス モーニング
薬を求める Do you have any OTC medicine for diarrhea? ドゥ ユー ハヴ エニー オーティーシー メディシン フォー ダイアリーア?
イモジウムを指名する Can I get Imodium, please? キャン アイ ゲット イモジウム プリーズ?
ORSを求める Do you have oral rehydration salts? ドゥ ユー ハヴ オーラル リハイドレーション ソルツ?
妊娠中・授乳中であることを伝える I am pregnant / breastfeeding. Is this safe? アイ アム プレグナント / ブレストフィーディング イズ ディス セーフ?
子ども用に求める This is for a child, age 5. ディス イズ フォー ア チャイルド エイジ ファイヴ

アラビア語フレーズ(補助的に活用)

日本語 アラビア語(文字) 発音(カタカナ目安)
下痢をしています عندي إسهال インディ イスハール
血便はありません إسهال بدون دم イスハール ビドゥーン ダム
熱はありません ما عندي حمى マー インディ フンマー
イモジウムはありますか? هل عندكم إيموديوم؟ ハル インダクム イモジウム?
経口補水液はありますか? هل عندكم محلول إماهة؟ ハル インダクム マハルール イマーハ?
薬剤師を呼んでもらえますか? ممكن تجيب الصيدلاني؟ ムムキン タジーブ アッサイダラーニー?
病院はどこですか? وين المستشفى؟ ウェイン アルムスタシュファー?

現地の医療事情

UAE医療制度の概要

UAEは私立医療機関が中心の医療体制をとっており、ドバイとアブダビには世界水準の病院が複数あります。外国人旅行者は原則として私立病院・クリニックを受診します。費用は全額自費となるため、海外旅行保険への加入が強く推奨されます。救急(緊急)の場合は公立病院(政府病院)の救急外来でも診察を受けられますが、待ち時間が長くなる場合があります。

緊急連絡先・救急番号

機関 番号・情報
救急・警察(全国共通) 998(救急)/ 999(警察)
ドバイ救急 998
アブダビ救急 998
在UAE日本国大使館(アブダビ) +971-2-445-9111
在ドバイ日本国総領事館 +971-4-204-7100

主要医療機関(英語対応)

医療機関名 所在地 特徴
American Hospital Dubai ドバイ・ウムスカイム JCI認定、英語対応、24時間救急
Mediclinic City Hospital ドバイ・ヘルスケアシティ 多科目・外来・救急
Cleveland Clinic Abu Dhabi アブダビ島 米国クリーブランドクリニック提携、高水準
Aster Hospital(複数拠点) ドバイ・アブダビ各所 手頃な費用感、外来利用しやすい
Saudi German Hospital Dubai ドバイ Al Barsha 24時間救急、多言語対応

日本語対応について: 2024年時点で、UAE国内に日本語専門通訳が常駐する医療機関は限られています。在ドバイ日本国総領事館の領事窓口では病院紹介や通訳手配の支援情報を提供しているため、緊急時は連絡してください。一部のクリニックでは事前予約時に日本語通訳手配が可能な場合があります。詳細は現地大使館・総領事館に確認してください。

薬局チェーン

UAE全土で展開する主な薬局チェーンは次のとおりです。

  • Life Pharmacy:UAE最大規模のチェーン、ドバイ・アブダビ各地のモール内に多数出店
  • Boots:英国系ドラッグストア、ドバイ・アブダビのショッピングモール内
  • Aster Pharmacy:Aster病院グループ系列、クリニック併設薬局も多い
  • Bin Sina Pharmacy:UAE全土に展開する地場系チェーン

営業時間は店舗により異なりますが、モール内薬局は22〜24時まで営業しているケースが多く、24時間営業の薬局も一部存在します。


薬剤師の視点:渡航前準備と現地入手のリスク

渡航前に日本で準備すべきもの

現地でも多くのOTC薬が入手できますが、日本語表示で用量・用法を確認できる市販薬を持参することは安心感が大きく、実際の服薬コンプライアンス向上にも寄与します。以下の薬剤を2〜3回分ずつ小分けにしてジップロック袋に入れ、手荷物に入れておくことを勧めます。

用途 成分名(一般名) 日本の代表的OTC製品名 携帯する量の目安
下痢止め ロペラミド塩酸塩 ストッパ下痢止めA、ロペラミン(各社ジェネリック) 2〜3回分(4〜6カプセル)
整腸・腸管吸着 ベルベリン塩化物水和物・ビフィズス菌など 各社整腸薬(薬剤師に相談) 1〜2日分
経口補水 ナトリウム・カリウム・グルコース OS-1(大塚製薬)のパウダータイプ等 2〜3袋
解熱鎮痛(発熱時) アセトアミノフェン 各社アセトアミノフェン製剤 6〜9錠

注意:「ストッパ下痢止めA」の「A」は半角英字が正式表記です。日本のOTC薬には末尾に規格記号が付く製品がありますが、全角表記は正式ではありません。

現地での入手リスクと注意点

  1. 抗菌薬の無処方箋購入はしない UAE薬局では、店舗によってはシプロフロキサシンやアジスロマイシンが処方箋なしで販売されているケースが報告されています。旅行者が「念のため」と自己判断で服用することは、耐性菌の助長・副作用リスク・過剰処置に直結するため、薬剤師として強く反対します。感染性腸炎の診断・抗菌薬の選択は必ず医師が行うべきです。

  2. 信頼できる薬局チェーンを選ぶ 非正規ルートや価格が著しく安い薬には偽造品・保管不良品のリスクがあります。Life Pharmacy・Boots・Aster Pharmacyなど大手チェーンを利用することで、品質の担保されたOTC薬を購入できます。

  3. ハーブ系製品・民間療法薬に注意 UAE市場では様々な伝統医学(ユナニ医学・アーユルヴェーダ等)に基づくハーブ製剤が販売されています。これらの下痢への有効性を支持する十分な臨床エビデンスはなく、成分・用量の明記が不十分な製品も存在します。渡航中の急性症状対応には、成分・用量が明確なWHO/MOHAPの承認を受けた標準薬を使用してください。

  4. 小児・妊婦への投与に注意 ロペラミドは2歳未満の小児には使用禁忌です。妊娠中・授乳中の方はいかなるOTC薬の使用においても、服用前に現地薬剤師または医師に相談することを強く推奨します。

脱水防止が最優先

どの薬を選ぶかより先に、経口補水(ORSの補給)を開始することが最も重要です。成人の場合、下痢1回に対してORS約200〜400mLを目安に補給し、口渇・尿量・皮膚の弾力性(つまんで戻る速度)を観察してください。スポーツドリンクはORSの代替として一定の効果がありますが、下痢が中〜重度の場合は正規のORS製品が推奨されます。


帰国後の観察ポイント

輸入感染症の見分け方

UAE滞在後に帰国した日本人旅行者が持ち込む可能性のある感染症の中で、下痢が主症状となるものには以下があります。

感染症名 潜伏期間の目安 主な症状と特徴
腸チフス・パラチフス 7〜21日 高熱・比較的ゆっくり進行する発熱・下痢(または便秘)、頭痛
細菌性赤痢 1〜7日 血便・粘液便・激しい腹痛・テネスムス
A型肝炎 15〜50日 黄疸・暗色尿・全身倦怠感・下痢を伴う場合あり
腸管アメーバ症 数週間〜数ヵ月 粘血便・長期間の下痢、右下腹部痛
非チフス性サルモネラ症 6〜72時間 水様下痢・嘔吐・発熱
腸管出血性大腸菌感染症(EHEC) 1〜10日 血便・激しい腹痛・溶血性尿毒症症候群(HUS)の危険

帰国後に受診すべき症状

次のいずれかが帰国後1〜4週間以内に続く場合は、速やかに内科または感染症内科を受診し、「UAE渡航歴がある」ことを必ず伝えてください。

  • 帰国後も下痢・軟便が1週間以上続く
  • 間欠的な発熱が帰国後から始まった、または続いている
  • 血便・粘液便が見られる
  • 体重が帰国前比で明らかに減少している
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)が現れた
  • 下腹部の鈍痛・腸の不快感が持続する

帰国後の受診先

帰国後の輸入感染症の疑いには、以下の医療機関が相談窓口となります。

  • 検疫所(厚生労働省):帰国時に症状がある場合は空港内の検疫所へ
  • 総合内科・感染症内科:地域の病院・クリニック(渡航歴を必ず申告)
  • 帰国者・接触者相談センター(都道府県設置):感染症疑い相談窓口

対処フローまとめ

下痢発症
  ↓
【まず確認】血便・高熱(39℃以上)・激しい腹痛・意識混濁はあるか?
  ↓YES → 即時医療機関受診(ER/クリニック)
  ↓NO
ORS(経口補水塩)補給を開始
  ↓
血便なし・発熱なし → ロペラミド(Imodium等)2mg服用
  ↓
6〜12時間後に改善なし → ジオスメクタイト(Smecta)またはPepto-Bismolを検討
  ↓
24時間以内に血便・高熱・激痛が出現 → 即時医療機関受診
  ↓
48〜72時間で改善なし → 医療機関受診・検便検査推奨

参考文献

  1. World Health Organization. "Diarrhoeal disease." WHO Fact Sheets. https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/diarrhoeal-disease

  2. Centers for Disease Control and Prevention (CDC). "Travelers' Diarrhea." CDC Yellow Book 2024. https://wwwnc.cdc.gov/travel/yellowbook/2024/preparing/travelers-diarrhea

  3. 外務省海外安全情報. 「アラブ首長国連邦(UAE)の感染症・医療情報」. https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html#ad-image-0(最終確認: 2024年)

  4. UAE Ministry of Health and Prevention (MOHAP). "Drug Registration and Control." https://www.mohap.gov.ae/en/services/list-of-services/drug-registration-and-control

  5. DuPont HL. "Acute infectious diarrhea in immunocompetent adults." New England Journal of Medicine. 2014;370(16):1532–1540. DOI: 10.1056/NEJMra1301069

  6. Riddle MS, et al. "Guidelines for the prevention and treatment of travelers' diarrhea: a graded expert panel report." Journal of Travel Medicine. 2017;24(Suppl 1):S57–S74. DOI: 10.1093/jtm/tax026

  7. 厚生労働省検疫所(FORTH). 「アラブ首長国連邦の感染症・健康情報」. https://www.forth.go.jp/(最終確認: 2024年)


免責事項

本記事は薬学的情報の提供を目的としており、医師による診断・治療の代替となるものではありません。記載内容は執筆時点の情報に基づいており、医薬品の承認状況・規制・価格・入手可能性は変更される場合があります。渡航先での医薬品使用については、必ず現地の法規制と医療専門家の指示に従ってください。症状が重篤な場合や判断に迷う場合は、自己判断せず速やかに医師を受診してください。

監修: 薬剤師(博士(薬学))

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