【渡航者向け】世界的なデング熱流行警戒情報

デング熱:世界的な流行リスク

CDCは、デング熱が世界中の多くの地域で年間を通じたリスクであることを報告しています。特に2~5年のサイクルで大規模な流行が発生する傾向が認識されています。

対象地域

現在、以下の地域への渡航者に警戒が呼びかけられています:

  • アジア太平洋地域:ベトナム、モルディブ、バングラデシュ、東ティモール、ニューカレドニア
  • 南米・アフリカ地域:コロンビア、ガイアナ、ボリビア、マリ、ソマリア
  • オセアニア地域:サモア、クック諸島

主な予防方法

デング熱はヤブカ属の蚊(主にAedes aegypti)により媒介されます。予防の中心は蚊刺対策です:n

  • 蚊忌避剤(DEETディート、ピカリジン配合製品)の使用
  • 長袖・長ズボンの着用
  • 蚊帳の使用
  • 防虫スプレー・蚊取り線香の携帯

デング熱について

デング熱は4つのウイルス型があり、一度感染しても異なる型への感染リスクは残ります。症状は発熱、頭痛、筋肉痛、発疹などですが、重症化するデング出血熱への進行も報告されています。

現在、一部地域でデング熱ワクチンが導入されていますが、接種対象者や効果については渡航前に医療機関に相談してください。

帰国後の注意

帰国後1~2週間は蚊に刺されないようにしましょう。デング熱患者の血液を吸った蚊が国内でさらに感染を広げるリスクがあります。

薬剤師メモ
蚊忌避剤は「医薬部外品」と「化粧品」に分類されます。効果が認められたDEETディート・ピカリジン配合品(医薬部外品)の選択をお勧めします。トラネキサム酸などの内服薬でかゆみを緩和することもできますが、予防が最優先です。渡航前に薬局で相談し、現地の気候に合わせた製品選択をしましょう。

出典(一次情報)

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