イスラエルで咳になったら|現地で買える薬と買い方を薬剤師が解説
イスラエル滞在中に咳が続いて困っている方へ。乾燥した地中海性気候、都市部の大気汚染、秋冬の感染症シーズンなど、イスラエルには咳を引き起こす要因が複数存在します。本記事では、薬剤師(博士(薬学))の視点から、現地薬局で入手できるOTC医薬品の選び方から重症度の判定、医療機関へのアクセス方法、帰国後の注意点まで7,000字以上で徹底解説します。
イスラエルで咳が出やすい原因
気候と環境要因
イスラエルは地中海東岸に位置し、大部分が地中海性気候または砂漠性気候に分類されます。夏季(6〜9月)は雨がほぼ降らず、相対湿度が30〜50%前後と非常に低く、気道粘膜が慢性的に乾燥しやすい環境です。特にエルサレムは標高約800mの高地にあり、空気の乾燥に加えて気圧変動も咳の誘因となります。
春から夏にかけては**シャラフ(Sharav)**と呼ばれる砂嵐現象が発生します。シナイ半島やアラビア半島から熱風とともに細かい砂塵が流入し、呼吸器粘膜を刺激します。喘息の既往がある旅行者はこの時期に症状が増悪しやすいため、渡航前に医師と対策を相談しておくことを強く推奨します。
テルアビブをはじめとする都市部では車両排ガスや工場排煙による大気汚染も咳の誘因です。欧州環境庁の報告においても地中海沿岸都市の微小粒子状物質(PM2.5)濃度はWHO基準を超える期間が多く、短期滞在者でも気道への影響が現れることがあります。
感染症要因
秋冬(10〜3月)はウイルス性急性気道感染症の流行シーズンです。インフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどが主な病原体です。観光地や宗教施設など人が密集する空間では感染リスクが高まります。エルサレムの旧市街、嘆きの壁周辺など混雑する場所では、マスク着用が感染予防に有効です。
また、中東呼吸器症候群(MERS-CoV)は近年イスラエルでの報告は散発的ですが、近隣地域からの持ち込みリスクはゼロではありません。動物(特にラクダ)との密接な接触は避けることが基本です。
アレルギー要因
春季(3〜5月)はオリーブ、ヒノキ科の樹木、イネ科植物などの花粉が多く飛散します。イスラエルは国土の南北で植生が異なり、ガリラヤ地方の森林地帯ではアレルゲンの種類も多様です。花粉症の既往がある方は渡航前から抗ヒスタミン薬を準備しておくとよいでしょう。
重症度判定チェックリスト
咳の対処法は重症度によって大きく異なります。以下のチェックリストを参照し、段階に応じた行動をとってください。
🟢 経過観察(セルフケアで対応可能)
以下のすべてに当てはまる場合は、OTC薬と安静で対応できます。
- 咳が始まってから7日以内
- 発熱がない、または37.5℃未満の微熱
- 痰は透明または白色
- 呼吸困難・息切れがない
- 胸部痛がない
- 血痰がない
- 食事・水分が通常どおり摂れている
- 全身倦怠感が軽度
🟡 準緊急(翌日中にクリニック受診を推奨)
以下のうちひとつでも当てはまる場合は、翌日中に医療機関を受診してください。
- 発熱が38.0〜38.9℃で2日以上持続
- 黄色または緑色の痰が出る
- 咳が10日以上続いている
- 夜間に咳がひどく睡眠が著しく妨げられる
- 喉の痛みや飲み込みにくさが強い
- 声が2日以上かすれ続ける
- OTC薬を3〜5日服用しても改善がない
🔴 緊急受診(直ちに救急または病院へ)
以下のうちひとつでも当てはまる場合は、OTC薬での対処をやめ、すぐに医療機関を受診するか救急車を呼んでください。
- 血痰(血が混じった痰・喀血)
- 呼吸困難・安静時でも息苦しい
- 体温39.0℃以上で解熱剤が効かない
- 胸部に強い痛みがある
- 唇や爪が青みがかっている(チアノーゼ)
- 意識が朦朧とする・混乱する
- 2週間以上咳が続いている(結核・百日咳の可能性)
緊急連絡先:イスラエル救急 Magen David Adom(マゲン・ダビド・アドム)101番
現地薬局で買えるOTC薬
イスラエルの薬局(בֵּית מִרְקַחַת / ベイト・ミルカハット)はテルアビブ、エルサレム、ハイファなどの都市部では街中に多数あり、アクセスは良好です。主要チェーンとして**Super-Pharm(スーパーファーム)**が全国展開しており、OTC医薬品の品揃えが豊富です。ほとんどの薬局で英語が通じます。
以下の表は、イスラエル国内で一般的に流通が確認されているOTC咳止め薬の概要です。価格はあくまで目安であり、店舗・時期により変動します(1ILS≒概ね4〜5円として参照)。
| ブランド名 | 主な有効成分 | 剤形・用法 | 価格目安(ILS) | 入手可能な場所 |
|---|---|---|---|---|
| Coldrex | デキストロメトルファン臭化水素酸塩15mg+パラセタモール500mg | 錠剤、1回1〜2錠、1日3回まで | 概ね25〜40 | Super-Pharm、一般薬局 |
| Robitussin | グアイフェネシン(規格は製品により異なる)+デキストロメトルファン | シロップ、用法は製品表示に従う | 概ね30〜50 | Super-Pharm、一般薬局 |
| Strepsils | アミルメタクレゾール+ジクロロベンジルアルコール | トローチ剤、1回1錠を口中で溶かす | 概ね18〜28 | Super-Pharm、薬局、一部スーパー |
| Prospan | セイヨウキヅタ葉乾燥エキス(ヘデラ抽出物) | シロップ、用法は製品表示に従う | 概ね35〜55 | Super-Pharm、一般薬局 |
| デキストロメトルファン単剤(成分名で探す) | デキストロメトルファン臭化水素酸塩 | 製品により異なる | 価格は製品次第 | 薬剤師に相談 |
| グアイフェネシン配合製剤(成分名で探す) | グアイフェネシン | シロップまたは錠剤 | 価格は製品次第 | 薬剤師に相談 |
咳のタイプ別選び方
- 乾性咳(痰が出ない):デキストロメトルファン配合製剤が適しています。咳中枢に作用して咳反射を抑制します。Coldrexはパラセタモールも含むため、発熱を伴う場合に特に有用です。
- 湿性咳(痰が絡む):グアイフェネシン配合のRobitussinのようなシロップ製剤が適しています。気道分泌物を希薄化し、痰の排出を助ける去痰作用があります。乾性咳に対して咳止め成分のみを使うと痰が詰まるリスクがあるため、痰の性状を確認してから選択しましょう。
- 喉の痛みを伴う咳:Strepsils(殺菌成分配合トローチ)は喉の不快感を和らげる補助的な製品です。主薬ではないため、咳が強い場合は他の製品と組み合わせて使います。
- 植物由来・副作用を抑えたい場合:Prospanはセイヨウキヅタ葉エキスを有効成分とし、気管支分泌物を促進して咳を和らげるとされています。妊娠中・授乳中の方は必ず薬剤師に相談の上で使用してください。
購入時の注意点
- 正規の薬局(בֵּית מִרְקַחַת)で購入し、インターネット購入や屋台販売品は避けてください。
- ヘブライ語表示の製品には必ず英語または英語の概要表示も確認します。
- 有効期限(תוקף / トケフ)を必ず確認してください。
- 製品パッケージが破損している、または開封された痕跡がある場合は購入しないでください。
現地語での症状表現・薬局での買い方フレーズ
イスラエルでは英語が広く通じますが、ヘブライ語での基本表現を知っておくと薬局でのやりとりがスムーズです。
英語フレーズ(通じやすさ:高)
| 場面 | 英語フレーズ | 発音(カタカナ) |
|---|---|---|
| 咳があると伝える | I have a cough. | アイ ハヴ ア コフ |
| 何日続いているか伝える | I've had a cough for three days. | アイヴ ハッド ア コフ フォー スリー デイズ |
| 乾性咳と伝える | It's a dry cough. | イッツ ア ドライ コフ |
| 痰が絡むと伝える | I have a productive cough with phlegm. | アイ ハヴ ア プロダクティヴ コフ ウィズ フレム |
| 咳止め薬を求める | Do you have any cough medicine? | ドゥ ユー ハヴ エニー コフ メディスン? |
| 処方箋不要か確認する | Is this available without a prescription? | イズ ディス アヴェイラブル ウィズアウト ア プリスクリプション? |
| 用法を確認する | How should I take this? | ハウ シュッド アイ テイク ディス? |
| 他の薬との飲み合わせを確認する | Is it safe to take with other medications? | イズ イット セーフ トゥ テイク ウィズ アザー メディケーションズ? |
ヘブライ語フレーズ
| 日本語 | ヘブライ語 | 発音(カタカナ目安) |
|---|---|---|
| 咳があります | יש לי שיעול | イェシュ リ シウール |
| 乾いた咳です | זה שיעול יבש | ゼ シウール ヤベシュ |
| 痰が出ます | יש לי ליחה | イェシュ リ リハ |
| 咳止め薬をください | אני רוצה תרופה נגד שיעול | アニ ロツェ テルファ ネゲッド シウール |
| 3日間続いています | זה נמשך שלושה ימים | ゼ ニムシャッハ シュロシャ ヤミム |
| 発熱もあります | יש לי גם חום | イェシュ リ ガム ホム |
| 処方箋は必要ですか? | צריך מרשם? | ツリッフ マルシャム? |
イスラエルの医療事情
医療水準と制度
イスラエルは中東地域で最も高い医療水準を持つ国のひとつです。公的医療保険制度(国民健康保険法、1994年)のもと、国民は四大医療基金(クパット・ホリム)のいずれかに加入しており、医療の質は総じて高いとされています。旅行者は原則として公的制度の対象外となりますが、私立病院やクリニック、旅行保険を通じて質の高い医療を受けることができます。
主要医療機関
テルアビブ
- イキロフ病院(Ichilov Hospital / Tel Aviv Sourasky Medical Center):テルアビブ最大の公立総合病院。救急対応24時間。英語対応可。
- アシュタ(Assuta Hospital):テルアビブの主要私立病院。外来対応が充実。
エルサレム
- ハダッサー病院(Hadassah Medical Center):エルサレム郊外にある国際的に著名な研究・治療病院。英語対応。
- シャアレイ・ツェデク医療センター(Shaare Zedek Medical Center):エルサレム市内中心部に近く、観光客も多く利用。
ハイファ
- ランバム医療センター(Rambam Health Care Campus):北部最大の医療施設。救急24時間対応。
日本語対応について
2025年時点でイスラエルに常駐の日本語対応医師・通訳者がいる医療機関は一般的ではありません。英語が通じる医師・スタッフが多いため、英語でのコミュニケーションが基本となります。日本大使館(テルアビブ)が医療機関リストを提供している場合があるため、渡航前に確認しておくことを推奨します。
緊急連絡先
| 機関 | 連絡先 | 備考 |
|---|---|---|
| 救急(Magen David Adom) | 101 | 救急車・緊急医療 |
| 警察 | 100 | — |
| 消防 | 102 | — |
| 医療相談ホットライン | *5400 | 携帯電話から無料 |
| 在イスラエル日本国大使館 | +972-3-695-7292 | テルアビブ(緊急時) |
クリニックと診療費の目安
テルアビブ・エルサレムの繁華街や観光地周辺にはウォークインクリニックが複数あります。旅行者の初診費用は一般的に200〜500ILS程度(目安)ですが、旅行保険を持参していれば後日精算または直接請求が可能です。領収書(קבלה / カバラー)と診断書(אישור רפואי / イシュール・レファウイ)は必ず受け取ってください。
薬剤師の視点:渡航前準備と現地対応
渡航前に持参すべきOTC薬
イスラエルは医薬品の個人持ち込みに比較的寛容ですが、麻薬指定成分(コデイン等)を含む薬は処方箋のコピーまたは英文診断書の携帯を推奨します。以下は安全に持参できる代表的なOTC薬です(実在する製品名のみ掲載)。
| 日本の医薬品 | 有効成分 | 用途 | 持参メリット |
|---|---|---|---|
| アネトンせき止め顆粒 | ジヒドロコデインリン酸塩・dl-メチルエフェドリン塩酸塩・クロルフェニラミンマレイン酸塩 等 | 乾性咳・湿性咳 | 顆粒で携帯しやすい |
| ルルアタックEX錠 | デキストロメトルファン臭化水素酸塩・アセトアミノフェン・クロルフェニラミンマレイン酸塩 等 | 発熱を伴う風邪全体 | 複合感冒対応 |
| 龍角散 | キキョウ末・センキュウ末・ハンゲ末 等(生薬) | 喉の不快感・痰 | 少量で携帯性高い |
| ストナジェルサイナスS | デキストロメトルファン臭化水素酸塩・グアイフェネシン 等 | 咳・鼻水を伴う風邪 | 1剤で複数症状対応 |
| バファリンA | アスピリン+ダイアルミネート | 発熱・解熱補助 | 小型で持参しやすい |
注意:アネトンせき止め顆粒にはジヒドロコデインリン酸塩が含まれ、麻薬及び向精神薬取締法上の指定薬物ではありませんが、渡航先によっては規制対象となる場合があります。イスラエルではジヒドロコデイン含有製剤の持ち込みについて在イスラエル日本大使館または現地税関(Israel Customs)に事前確認することを推奨します。
持参量の目安
個人使用目的と認められる範囲での持参が基本です。一般的には渡航日数分+数日の予備として合計2〜4週間分以内を目安とし、それを超える場合は医師の英文処方箋または診断書を準備することが望ましいでしょう。
現地入手時のリスクと注意点
- イスラエルのOTC薬はヘブライ語表記が主体のため、成分確認に英語表示が必要です。Super-Pharmなどの大型チェーンでは英語表示のある製品も多く、薬剤師への英語での質問も対応可能です。
- コデイン含有製剤はイスラエルでは医療用(処方箋必須)扱いであり、OTCでは入手できません。
- エフェドリン含有製剤は厳格に規制されており、購入時に身分証明が求められる場合があります。日本から持参する場合も、現地規制に抵触しないか事前に確認してください。
- 同一成分でも製品によって1回あたりの含有量が異なります。必ず購入した製品の用法用量を確認し、複数の薬を組み合わせる際はパラセタモール(アセトアミノフェン)の総摂取量が1日上限(成人4,000mg以下が一般的な上限)を超えないよう注意してください。複数製品に同成分が含まれている場合の重複摂取は過剰摂取リスクを生じます。
妊娠中・授乳中の旅行者へ
デキストロメトルファンは妊娠中の安全性データが限られており、妊娠初期(特に妊娠8〜10週前後の器官形成期)の使用は避けることが推奨されています。グアイフェネシンについても同様に妊娠初期の使用は積極的に推奨されません。植物由来のProspan(セイヨウキヅタ葉エキス)は伝統的に使用されていますが、妊娠中の十分な臨床試験データはなく、使用前に医師・薬剤師への相談が必須です。授乳中の方も同様に医師に相談の上で使用してください。
帰国後の観察ポイントと輸入感染症
帰国後に咳が続く場合
帰国後も咳症状が持続する場合は、渡航先での感染症を念頭に置いた医療機関受診が必要です。「最近イスラエルに渡航していた」という情報を医師に必ず伝えてください。これは適切な検査・診断のために極めて重要な情報です。
帰国後に注意すべき感染症
| 感染症 | 潜伏期間の目安 | 咳以外の特徴的な症状 | 受診の目安 |
|---|---|---|---|
| 百日咳 | 7〜21日 | 発作性・痙攣性の激しい咳、吸気時のヒューという音 | 帰国後2週間以内に咳発作が出現 |
| インフルエンザ | 1〜4日 | 突然の高熱、全身筋肉痛、関節痛 | 高熱+咳が同時発症 |
| 新型コロナウイルス感染症 | 2〜14日(変異株により異なる) | 発熱、咽頭痛、倦怠感、嗅覚・味覚障害 | 症状発現後速やかに |
| MERS(中東呼吸器症候群) | 2〜14日 | 重症例で急速な呼吸不全、下痢 | 帰国後14日以内に発熱+咳 → 帰国者外来 |
| 結核 | 初感染から発症まで数週〜数年 | 2週間以上続く咳、寝汗、体重減少、血痰 | 2週間以上咳が続く場合 |
帰国後に受診すべき医療機関
- 渡航後感染症が疑われる場合:最寄りの感染症指定医療機関または旅行者医療専門外来を受診してください。
- 厚生労働省「検疫所」:帰国時に症状がある場合、空港の検疫官に申告することが義務付けられています。
- MERS等が疑われる場合は保健所に連絡し、指示を受けてから医療機関を受診するよう案内される場合があります。自己判断で一般の病院を受診すると院内感染のリスクが生じるため、まず電話相談が推奨されます。
帰国後の自己観察チェック(2週間継続)
- 毎日の体温測定(37.5℃以上が続く場合は要注意)
- 咳の性状変化(乾性→湿性への変化、血痰の出現)
- 食欲・体重の変化
- 夜間の発汗(寝汗)の有無
- 周囲の人(同行者・家族)への咳症状の広がり
参考文献・情報源
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WHO - Cough and cold remedies for the treatment of acute respiratory infections in young children (World Health Organization, Geneva) https://www.who.int/publications/i/item/cough-and-cold-remedies-for-the-treatment-of-acute-respiratory-infections-in-young-children
-
CDC Travelers' Health - Israel (Centers for Disease Control and Prevention) https://wwwnc.cdc.gov/travel/destinations/traveler/none/israel
-
外務省 海外安全情報 - イスラエル https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_140.html
-
IAMAT (International Association for Medical Assistance to Travellers) - Israel https://www.iamat.org/country/israel
-
Israel Ministry of Health - Medication Regulations https://www.health.gov.il/English/Topics/Medications/Pages/default.aspx
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厚生労働省 検疫所 FORTH - 帰国後の健康管理 https://www.forth.go.jp/useful/after_return.html
-
European Medicines Agency (EMA) - Dextromethorphan product information https://www.ema.europa.eu/
まとめ
イスラエルでの咳症状は、乾燥気候・砂嵐・ウイルス性感染症・花粉アレルギーなど複数の要因で発生します。軽症であればSuper-Pharmなどの現地薬局で入手できるOTC薬(デキストロメトルファン配合製剤・グアイフェネシン配合製剤等)でセルフケアが可能です。
ただし、血痰・呼吸困難・39℃以上の高熱・2週間以上続く咳が現れた場合は迷わず医療機関を受診してください。イスラエルの医療水準は高く、英語で対応してもらえる施設も多いため、過度な不安は不要ですが、受診のタイミングを逃さないことが大切です。
帰国後も2週間は体調変化に注意し、気になる症状が続く場合は渡航歴を医師に伝えた上で感染症外来を受診することを強く推奨します。
免責事項 本記事は薬学・医療情報の一般的な解説を目的として作成されており、特定の個人に対する診断・治療の指示・推奨を行うものではありません。記載内容は執筆時点の情報に基づいており、現地の状況・製品の入手可能性・規制は変更される場合があります。渡航前および症状が続く場合は、必ず医師または薬剤師にご相談ください。
監修:薬剤師(博士(薬学))