ブラジルで吐き気・嘔吐になったら|現地で買える薬と買い方を薬剤師が解説

ブラジルで吐き気・嘔吐になったら|現地で買える薬と買い方を薬剤師が解説

ブラジルは日本からの直行便で約28時間、時差12時間という体への負担が大きい渡航先です。旅行者の多くが滞在中に消化器症状を経験しており、吐き気・嘔吐はその代表格です。本記事では、薬剤師・博士(薬学)の立場から、原因の解説から現地OTC薬の実態、ポルトガル語での買い方フレーズ、緊急時の受診判断まで、渡航者が実際に使える情報を網羅的にお届けします。


ブラジルで吐き気・嘔吐になる原因

食文化・衛生環境

ブラジルの屋台料理(シュラスコ、パステル、アサイボウル、タピオカ)は現地文化の魅力そのものですが、日本と比べて冷蔵管理や調理器具の衛生基準が異なる場面があります。特にサンパウロやリオデジャネイロ以外の地方都市・観光地では、食材の保管温度管理が十分でないケースも報告されています。サルモネラ属菌・カンピロバクター属菌・腸炎ビブリオなどによる細菌性食中毒は摂取後6〜48時間で吐き気・嘔吐・下痢として発症するのが典型的なパターンです。

水質・腸内フローラの変化

ブラジルの都市部の水道水は塩素処理が施されており、一般に飲料として機能しますが、日本とは塩素濃度・水中ミネラル組成が大きく異なります。腸内細菌叢(腸内フローラ)は水質変化に敏感で、「旅行者下痢症」と類似した消化器症状が渡航3〜5日目に出やすい傾向があります。アマゾン地域など地方の水道インフラが整っていないエリアでは、ミネラルウォーターの使用が推奨されます。

長距離移動と乗り物酔い

ブラジルは世界第5位の国土面積を持ち、都市間移動に長距離バス(ônibus)が広く使われます。アマゾン川沿いのルート、リオ〜サンパウロ間(約6時間)、北東部の山岳地帯のカーブが多い道路など、三半規管への負荷が大きい移動が多いです。さらに国内線の気流変動も吐き気の一因となります。

時差・自律神経の乱れ

日本とブラジル(サンパウロ、UTC−3)の時差は概ね12時間(夏時間廃止後)。この大きな時差は概日リズム(体内時計)を大きく乱し、食欲不振・胃腸機能低下・自律神経性の吐き気を引き起こします。到着後2〜3日は特に注意が必要です。

熱帯感染症・デング熱

ブラジルはデング熱の流行国であり、特に雨季(11〜4月)の感染リスクが高まります。デング熱の初期症状として吐き気・嘔吐が現れることがあり、発熱・頭痛・筋肉痛・関節痛を伴う場合は単純な食中毒と区別する必要があります。黄熱病(アマゾン地域への渡航時)や腸チフスも吐き気を初期症状とする場合があり、渡航前のワクチン接種状況の確認が重要です。

アルコール・高温環境による脱水

ブラジルは赤道に近い熱帯気候で、特に北部・中西部では年間を通じて気温30℃以上になります。水分補給が不足しがちな中でカイピリーニャなどのアルコール飲料を摂取すると脱水が進み、二日酔い様の吐き気が生じやすくなります。


重症度判定チェックリスト

以下のチェックリストを参考に、自己対処が可能か、受診が必要かを判断してください。ただし、最終的な医療判断は医師が行うものです。

🔴 緊急受診(すぐに救急・病院へ)

以下のいずれかに当てはまる場合は、市販薬での対処を中断し、直ちに医療機関を受診してください。

  • 嘔吐が6〜8時間以上続いており、水分が一切取れない
  • 嘔吐物に血液(赤色または茶色のコーヒー残渣様)が混じる
  • 強い腹痛(特に右下腹部・右季肋部)を伴う
  • 39℃以上の高熱を伴う
  • 意識が混濁する、ぐったりして反応が鈍い
  • 皮膚・眼球が黄色い(黄疸)
  • 尿量が著しく減少している、または出ない
  • 首が硬直する、光を異常にまぶしく感じる(髄膜刺激症状の可能性)
  • デング熱を疑う症状(発熱+関節痛+吐き気)がある

🟡 準緊急(数時間以内に医療機関・クリニックへ)

  • 嘔吐が3〜6時間続き、少量の水分は取れるが改善しない
  • 38℃台の発熱を伴う
  • 下痢も同時に発症し、水様便が1時間以上続く
  • 妊娠中の吐き気・嘔吐(妊娠悪阻の悪化リスク)
  • 糖尿病・腎疾患・心疾患などの基礎疾患がある
  • 乳幼児・65歳以上の高齢者での症状

🟢 経過観察・市販薬で対応可

  • 吐き気のみで嘔吐は1〜2回程度、その後軽快傾向
  • 乗り物酔い・時差ボケによる一時的な症状
  • 水分(経口補水液・スポーツドリンク)が取れている
  • 体温が37.5℃未満
  • 既往歴なし、成人(15歳以上)

現地薬局で買えるOTC薬(表形式)

ブラジルではChina Houseやビニール袋売りの薬には注意が必要です。以下の製品は、認可を受けた薬局チェーンで入手可能な製品を中心に掲載しています。価格はあくまで目安(2024年時点の概算)であり、地域・店舗によって変動します。

ブランド名 主な有効成分(一般名) 用法・用量(成人目安) 価格目安(R$) 主な入手先
Dramin B6 ジメンヒドリナート50mg+ピリドキシン塩酸塩10mg 1回1錠、1日3回まで 15〜25 Raia Drogasil、Drogaria São Paulo
Plasil メトクロプラミド塩酸塩10mg 1回10mg、1日3回(食前30分) 8〜15 Raia Drogasil、Drogasil
Vomistop ジメンヒドリナート50mg 1回1錠、1日3回まで 10〜20 Farmácias チェーン全般
Dimenidrinato(ジェネリック) ジメンヒドリナート50mg 1回1錠、1日3回まで 5〜12 大手薬局チェーン
Omeprazol(ジェネリック) オメプラゾール20mg 1日1回、食前(※処方箋が必要な場合あり) 10〜20 Raia Drogasil等(要確認)
Buscopanブスコパン Composto ブチルスコポラミン臭化物10mg+ジピロン500mg 1回1錠、1日3回まで(腹痛・悪心併用) 15〜25 大手薬局チェーン
経口補水液(Soro de Reidratação) 電解質(塩化ナトリウム・塩化カリウム等)、ブドウ糖 用量は製品に従う 5〜10 薬局・スーパーマーケット

薬剤師コメント:各製品の使い分け

Dramin B6はブラジルで最も流通している制吐剤で、ビタミンB6(ピリドキシン)を配合することで眠気などの副作用をやや軽減する設計です。乗り物酔いの予防・治療に第一選択として使いやすい製品です。

Plasil(メトクロプラミド)は胃の蠕動運動を促進し、胃内容物の排出を速める作用を持ちます。食中毒による胃もたれ・嘔吐には有効ですが、若年者(特に20歳以下)では錐体外路症状(不随意運動・筋硬直)の副作用リスクが高まるため、使用には注意が必要です。15〜30分で効果が出始めます。

**ジェネリック医薬品(ジメンヒドリナート単剤)**は低価格で入手しやすく、成分はDramin B6と同等です。薬局の薬剤師に「antiemético sem receita(アンティエメチコ セン ヘセイタ)」と伝えると案内してもらえます。

Buscopanブスコパン Compostoは消化管の痙攣に作用するブチルスコポラミンと解熱鎮痛薬(ジピロン)の配合剤で、腹痛を伴う吐き気・嘔吐に使われます。ジピロン(メタミゾールナトリウム)は日本では発売されていない成分で、無顆粒球症のリスクがある(頻度は非常に低いが)ことを念頭に置き、長期連用は避けましょう。


現地語(ポルトガル語)での症状表現・薬局フレーズ

ブラジルの公用語はポルトガル語です。大都市(サンパウロ・リオデジャネイロ)の大型薬局チェーンでは英語が通じることもありますが、地方や中小の薬局では日本語はもちろん英語も難しい場合が多いです。以下のフレーズを活用してください。

薬局で使える基本フレーズ

日本語 ポルトガル語 発音の目安
吐き気がします Estou com enjôo. エストウ コン エンジョーウ
嘔吐しています Estou vomitando. エストウ ヴォミタンドゥ
食中毒かもしれません Posso ter intoxicação alimentar. ポッソ テル インチョシカサウン アリメンタール
乗り物酔いの薬をください Quero um remédio para enjôo de viagem. ケロ ウン ヘメジオ パラ エンジョーウ ジ ヴィアージェン
処方箋なしで買えますか Posso comprar sem receita? ポッソ コンプラール セン ヘセイタ
何錠飲めばいいですか Quantos comprimidos devo tomar? クアントス コンプリミードス デヴォ トマール
子ども(7歳)に使えますか Pode usar para criança de 7 anos? ポジ ウザール パラ クリアンサ ジ セチ アーノス
アレルギーがあります Tenho alergia a ___. テーニョ アレルジア ア ___
妊娠中です Estou grávida. エストウ グラヴィダ
経口補水液はありますか Tem soro de reidratação oral? テン ソロ ジ ヘイドラタサウン オラール

英語フレーズ(大都市薬局向け)

  • I have nausea and vomiting.(アイ ハヴ ノーシア アンド ヴォミティング)
  • I think I have food poisoning.(アイ シンク アイ ハヴ フード ポイズニング)
  • Do you have something for motion sickness without a prescription?(ドゥ ユー ハヴ サムシング フォー モーション シックネス ウィズアウト ア プリスクリプション?)
  • Can I have an oral rehydration solution?(キャン アイ ハヴ アン オーラル リハイドレーション ソリューション?)

Google翻訳活用のヒント

ポルトガル語フレーズの発音に自信がない場合は、スマートフォンのGoogle翻訳アプリを開き、日本語でテキスト入力→ポルトガル語に翻訳して薬剤師に画面を見せる方法が非常に有効です。カメラ翻訳機能を使えば、現地の薬のパッケージ表記も即時翻訳できます。


ブラジルの医療事情

医療制度の概要

ブラジルには公的医療制度(SUS:統一保健システム)があり、原則として外国人旅行者も公立病院で無料または低額で診療を受けられますが、待ち時間が非常に長く(数時間以上になることも)、英語対応が限られています。旅行者には私立病院・クリニックの利用が現実的です。

主な医療機関の種類

種別 特徴 旅行者への推奨度
公立病院(Hospital Público) 無料または低額だが待ち時間が長い、英語対応限定的 △(緊急時のみ)
私立病院(Hospital Privado) 待ち時間少、設備良好、英語対応可の施設あり
クリニック(Clínica) 軽症向け、比較的安価、外来診療
UPA(救急医療ユニット) 24時間対応の準救急施設、軽症〜中等症向け
薬局(Farmácia) OTC薬相談可、軽症向け ◎(軽症時)

主要都市の救急・医療情報

  • 緊急番号(救急車・SAMU):192
  • 消防(Bombeiros、救急搬送も担う):193
  • 総合緊急番号:190(警察)、192(救急)、193(消防)

サンパウロの主要私立病院として、地元での知名度が高い施設にはAlbert Einstein病院(Hospital Israelita Albert Einstein)があり、英語対応可能なスタッフが在籍し、外国人患者の受け入れ実績があります。リオデジャネイロでも複数の私立病院が国際対応しています。

日本語対応可能な医療機関

ブラジルには日本人・日系人コミュニティが世界最大規模で存在しており(サンパウロ州に集中)、日本語が通じる医師・医療スタッフが在籍するクリニックが一部存在します。在ブラジル日本国大使館・総領事館のウェブサイトに邦人向け医療機関リストが掲載されていますので、渡航前に確認・メモしておくことを推奨します。

  • 在ブラジル日本国大使館(ブラジリア):+55-61-3442-4200
  • 在サンパウロ日本国総領事館:+55-11-3254-0100
  • 在リオデジャネイロ日本国総領事館:+55-21-3461-9595

旅行者保険の重要性

私立病院の受診費用は日本と同等またはそれ以上になる場合があります。渡航前に海外旅行傷害保険(キャッシュレス診療対応のもの)への加入を強く推奨します。クレジットカード付帯保険の場合は補償上限額・免責事項を事前に確認してください。


薬剤師の視点:渡航前準備と持参薬の考え方

渡航前に持参すべき日本製OTC薬

海外で現地薬を購入することは選択肢のひとつですが、言語の壁・製品の品質確認・偽造品リスクなどを考慮すると、主要な薬を日本から持参するのが最も安全で確実です。

吐き気・嘔吐に対応する持参推奨OTC(日本製)

  • トラベルミン(各種):有効成分はジメンヒドリナートで、乗り物酔いの予防・治療に使いやすい。1錠50mgタイプが一般的。出発の30〜60分前に服用。
  • センパア(佐藤製薬):ジメンヒドリナート配合の乗り物酔い薬として流通している製品です。
  • 新ビオフェルミンS錠(武田コンシューマーヘルスケア):腸内環境を整える乳酸菌製剤。抗生物質服用時の整腸にも有用。制吐剤ではありませんが、旅行者下痢症・食中毒後の腸管回復を助けます。
  • OS-1ゼリー/経口補水液:本来は脱水時の水分・電解質補給用。液体のため機内持ち込みには注意が必要(100ml以下のルール)。錠剤・粉末タイプの経口補水塩を携帯する方法もあります。

持参時の注意点

  • 薬は必ず元のパッケージ(外箱)のまま携帯する。英語で成分名・用量・用途をメモしたラベルを貼っておくと、現地で没収を求められた際の説明に役立ちます。
  • 日本の第2類・第3類医薬品(OTC)はブラジルへの個人携帯に関して、一般的な旅行使用量であれば通関上の問題はほぼ生じません。ただし、向精神薬・麻薬指定成分を含む処方薬がある場合は在ブラジル大使館に事前照会することを推奨します。
  • 液剤・シロップ剤は機内持ち込み時に100mlルール(IATA規定)の対象となります。錠剤・カプセル剤への切り替えを検討してください。

現地調達リスクの整理

リスク項目 内容 対策
偽造医薬品 露天商・非認可業者での購入リスク 認可チェーン薬局(Raia Drogasil等)のみで購入
言語の壁 ポルトガル語対応が必要 本記事フレーズ+Google翻訳を活用
用量・剤形の違い 日本製と規格が異なる場合がある 薬剤師に確認、添付文書をよく読む
アレルギー成分 配合剤には複数成分が含まれる 成分表示を確認してから購入

避けるべき成分・注意すべき薬剤

注意が必要な成分・状況

メトクロプラミド(Plasil等)の若年者への使用:ドパミンD2受容体拮抗作用による錐体外路症状(眼球上転、頸部・体幹の不随意運動)のリスクが若年者(特に15歳以下)で高いことが知られています。若年者・小児には使用を避けるか、医師に相談してください。

ブチルスコポラミン(Buscopanブスコパン等)の配合剤:解熱鎮痛成分としてジピロン(メタミゾールナトリウム)を含む製品があります。ジピロンは日本では使用が認められておらず、稀に重篤な血液障害(無顆粒球症)を生じる可能性があります。短期間(3日程度以内)の使用に留め、連日服用は避けてください。

ジメンヒドリナートの過量・長期使用:眠気・口渇・排尿困難・視力ぼやけなどの抗コリン作用が現れやすくなります。1日150mg50mg×3回)を超える使用は避け、服用期間は連続3日以内を目安にしてください。前立腺肥大症・緑内障のある方は使用前に医師または薬剤師に相談が必要です。

偽造品・非正規ルート品:ブラジルでは医薬品の偽造・横流しが問題となることがあります。路上販売・無認可店舗での購入は絶対に避け、必ずANVISA(ブラジル国家衛生監視局)が認可した薬局チェーンで購入してください。パッケージにANVISAの登録番号(Registro ANVISA)が記載されているか確認する習慣をつけましょう。


帰国後の観察ポイント:輸入感染症を見逃さないために

ブラジルから帰国後、数日〜数週間以内に再び吐き気・嘔吐・発熱・下痢などの症状が出た場合、渡航先で感染した可能性を必ず念頭に置いてください。

帰国後に注意すべき主な輸入感染症

感染症 潜伏期間の目安 主な症状 受診の目安
デング熱 3〜14日 高熱・頭痛・関節痛・発疹・吐き気 発熱+上記症状で速やかに受診
腸チフス 1〜3週間 発熱・腹痛・便秘または下痢・吐き気 1週間以上の発熱で受診
マラリア 7日〜数週間(種による) 周期的な発熱・悪寒・嘔吐 熱帯地域渡航後の発熱で速やかに受診
A型肝炎 2〜6週間 吐き気・黄疸・倦怠感・発熱 黄疸出現で緊急受診
旅行者下痢症(細菌性) 1〜3日 下痢・吐き気・嘔吐・発熱 血便・高熱・1週間以上続く場合

帰国後の受診時の伝え方

帰国後に医療機関を受診する際は、必ず以下を医師に伝えてください。

  1. ブラジルに渡航していた事実と滞在地域(都市部か農村部・アマゾン地域か)
  2. 渡航前のワクチン接種状況(黄熱・A型肝炎・腸チフスなど)
  3. 現地での食事内容・水の飲用状況
  4. 症状の発症日時と渡航からの日数

帰国後受診の目安

帰国後2〜3週間以内に発熱(37.5℃以上)・吐き気・嘔吐・黄疸・血便などの症状が出た場合は、感染症・渡航外来(トラベルクリニック)や総合病院の感染症科への受診を検討してください。市販薬での自己対処を続けることで診断が遅れるリスクがあります。


現地の信頼できる薬局チェーン情報

ブラジルには複数の大手薬局チェーンが全国展開しており、ANVISAの監視下に置かれた正規品を取り扱っています。

  • Raia Drogasil(ラーイア ドログジル):全国最大規模のチェーン薬局。サンパウロを中心に全国展開。
  • Drogaria São Paulo(ドログアリア サン パウロ):サンパウロ州を中心とした大手チェーン。
  • Drogasil(ドログジル):Raia Drogasilグループの一部。
  • Farmácias Pague Menos(ファルマシアス パゲ メノス):北東部・中西部にも広く展開する全国チェーン。

ショッピングモール内・空港内・地下鉄駅近隣に店舗が多く、深夜まで営業している店舗もあります。「Farmácia 24 horas(24時間薬局)」の表示がある店舗は夜間でも対応しています。


参考文献・情報源

  1. WHO – Travellers' health: Nausea and vomiting https://www.who.int/health-topics/travel-and-health

  2. CDC – Travelers' Health: Brazil https://wwwnc.cdc.gov/travel/destinations/traveler/none/brazil

  3. 外務省 – ブラジル連邦共和国 感染症・衛生情報 https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_004.html

  4. ANVISA(ブラジル国家衛生監視局)– 医薬品データベース https://www.gov.br/anvisa/pt-br

  5. 在ブラジル日本国大使館 – 邦人医療機関情報 https://www.br.emb-japan.go.jp/itpr_ja/emergency_medical.html

  6. 厚生労働省検疫所 FORTH – ブラジルの感染症危険情報 https://www.forth.go.jp/destinations/brazil.html

  7. 日本旅行医学会 – 旅行者下痢症診療ガイドライン参考資料 https://www.jstah.or.jp/


まとめ:ブラジルで吐き気・嘔吐に備えるための5つのポイント

  1. 渡航前にジメンヒドリナート配合の乗り物酔い薬と整腸剤(乳酸菌製剤)を日本から持参する
  2. 重症度チェック:血便・持続する高熱・意識障害・黄疸があれば市販薬を中断して即受診
  3. 現地薬局はRaia Drogasilなど大手チェーンのみ利用し、ANVISAの登録番号を確認する
  4. ポルトガル語フレーズまたはGoogle翻訳を活用し、薬剤師に症状と「sem receita(処方箋なし)」を伝える
  5. 帰国後2〜3週間は発熱・黄疸・消化器症状に注意し、異変があれば渡航歴を伝えてトラベルクリニックを受診する

免責事項

本記事は、薬剤師・博士(薬学)の資格を持つ執筆者が公的機関の情報をもとに作成した医薬品・健康情報の解説記事です。個別の医療診断・治療方針の決定は医師の領域であり、本記事の内容は医療行為の代替となるものではありません。現地での症状の判断・薬の選択・用量の決定については、必ず現地の医師または薬剤師に相談してください。薬の価格・入手可能性は時期・地域によって変動します。渡航前には最新情報を外務省・厚生労働省検疫所FORTHなどの公的機関で確認することを推奨します。

監修:薬剤師(博士(薬学))

日本から持参するなら(薬剤師の推奨OTC)

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