イギリスで胃もたれ・胸焼けになったら|現地で買える薬と薬局での買い方を薬剤師が解説

イギリスで胃もたれ・胸焼けになったら|現地で買える薬と薬局での買い方を薬剤師が解説

イギリス滞在中に「胃がもたれる」「胸焼けがする」「食後に胃がむかむかする」という症状に悩む日本人旅行者は少なくありません。フィッシュ&チップスに始まる脂質の多い食文化、慣れない硬水、時差ぼけによる胃腸機能の低下など、イギリス特有の要因が重なるためです。本記事では、薬剤師(博士(薬学))の視点から、現地で購入できるOTC薬の選び方・使い方、薬局でのコミュニケーション方法、NHS(国民保健サービス)の利用方法、そして帰国後の注意点まで詳しく解説します。


イギリスで胃もたれ・胸焼けになる原因

イギリスの食文化・環境がもたらす胃腸への負担

イギリス渡航中に胃もたれ・胸焼けが生じやすい理由は、単なる「食べ過ぎ」にとどまりません。以下のように、食文化・水質・生活リズムが複合的に絡み合っています。

食事内容の変化(高脂質・高カロリー) フィッシュ&チップスをはじめ、フルイングリッシュブレックファスト(ソーセージ・ベーコン・卵・黒プディング等)、コーニッシュパスティ、バターたっぷりのスコーンなど、伝統的なイギリス料理は動物性脂肪の含有量が非常に高い傾向があります。脂質の消化には胆汁酸と膵リパーゼが必要ですが、日本食に慣れた胃腸にとって急激な脂質摂取量の増加は、胃排出速度の低下(胃もたれ)と胃酸逆流(胸焼け)を引き起こしやすいです。

硬水による消化器への影響 ロンドンをはじめとするイングランド南東部の水道水は硬水(硬度150〜300mg/L程度)です。日本の軟水(硬度50mg/L以下が多い)に慣れた消化管は、硬水のミネラル組成の変化に対して適応に時間がかかることがあります。硬水が直接的に胃もたれを引き起こすというエビデンスは限定的ですが、軟水圏から硬水圏への移動に伴う消化機能の変調は、旅行者の実感として報告されることがあります。

カフェインと紅茶文化 イギリスでは「ティータイム」の文化があり、濃いめの紅茶(ブラックティー)を1日に数杯飲む機会が増えます。紅茶に含まれるカフェインとタンニンは、胃酸分泌を刺激するとともに、下部食道括約筋を弛緩させる作用があり、逆流症状を悪化させることがあります。

アルコール摂取(パブ文化) イギリスのパブ文化は訪問客にとって魅力的ですが、エールやスタウト等のビールに含まれるアルコールは、胃酸分泌を増加させ、下部食道括約筋圧を低下させるため、胸焼けの直接的な誘因となります。また、カーボネーション(炭酸)による胃内圧の上昇も逆流を助長します。

時差ぼけ・睡眠不足 日本とイギリスの時差は夏時間で8時間、冬時間で9時間です。この大きな時差は、概日リズム(サーカディアンリズム)の乱れを生じさせ、消化管の蠕動運動の低下や胃酸分泌の時間帯ずれをもたらします。胃内容物の排出が遅れることで胃もたれが生じやすくなります。

旅行ストレス・不規則な食事時間 観光スケジュールに追われて朝食を抜く、夜遅い時間に夕食を取るといった不規則な食事パターンは、胃酸分泌のリズムを乱します。空腹時に胃酸が分泌される一方で食事がない状態(空腹時高酸分泌)は、胃粘膜への刺激を強めます。


重症度判定チェックリスト

症状の重さに応じた適切な対応を選ぶことが重要です。以下のチェックリストを参考にしてください。

🟢 経過観察でよい(OTC薬で対応可能)

以下に当てはまる場合は、まずは市販薬で様子を見ることができます。

  • 食後に胃がもたれる、重い感じがする
  • 軽度の胸焼け(胸の下部・みぞおちあたりのじりじりした感覚)
  • 食後の軽い吐き気(嘔吐なし)
  • 食事との関連が明確(食べ過ぎ・脂っこいものを食べた後)
  • 安静にしていると症状が和らぐ
  • 発熱がない(37.5℃以下)
  • 症状が48時間以内に出現した急性のもの

対応:本記事で紹介するOTC薬(制酸薬・H2ブロッカー等)を使用し、1〜2日様子を見る。


🟡 準緊急(48時間以内にGPまたはWalk-in Clinicへ)

以下の症状が1つでもある場合は、速やかに医療機関を受診してください。

  • OTC薬を48時間使用しても症状が改善しない
  • 飲み込みにくさ(嚥下困難)を感じる
  • 食欲がまったくない状態が2日以上続く
  • 体重が急に減った感覚がある(2週間で2〜3kg以上)
  • 37.5℃以上の発熱を伴う
  • みぞおちの痛みが背中に放散する
  • 胃痛が食事と無関係に持続する

対応:NHS 111(電話)に相談するか、Walk-in Clinic・Urgent Care Centreを受診。


🔴 緊急(直ちにA&E受診または999通報)

以下の症状は生命に関わる可能性があり、直ちに救急対応が必要です。

  • 嘔吐物に血が混じる、または暗赤色・コーヒー残渣様の嘔吐
  • 黒色タール状の便(メレナ)が出る
  • 突然の激しい腹痛(刀で切られるような痛み、持続する)
  • 顔面蒼白・冷汗・意識の混濁を伴う腹痛
  • 嘔吐が2時間以上止まらない
  • 胸痛が強く、左腕・顎への放散痛を伴う(心臓疾患との鑑別が必要)

対応:999番通報(救急)またはA&E(Accident & Emergency:救急科)に直ちに向かう。


現地薬局で買えるOTC薬一覧

イギリスの薬局(Boots・Superdrug等)では、以下のOTC薬が処方箋なしで購入できます。薬局のPharmacyカウンターまたはHealthcareセクションで入手可能です。

ブランド名 有効成分(一般名) 主な用量の目安 価格目安 入手可能な薬局・店舗
Gavisconガビスコン Advance液体 アルギン酸ナトリウム + 炭酸水素カリウム 食後・就寝前に1回10〜20mL 概ね£4〜£6 Boots、Superdrug、Tesco、Sainsbury's
Gavisconガビスコン錠(チュアブル) アルギン酸ナトリウム + 炭酸水素ナトリウム + 炭酸カルシウム 食後に2錠を噛み砕く 概ね£3〜£5 Boots、Superdrug、Tesco
Rennieレニー(チュアブル錠) 炭酸カルシウム(680mg)+ 炭酸水素マグネシウム(80mg 症状発現時に1〜2錠を噛む、1日最大16錠まで 概ね£1.50〜£3 Boots、Superdrug、Tesco、コンビニ系スーパー
Rennieレニー Deflatine 炭酸カルシウム + 炭酸水素マグネシウム + シメチコン 症状発現時に1〜2錠 概ね£2〜£4 Boots、Superdrug
ファモチジン10〜20mgPepcidペプシド AC等、またはBoots/Superdrugのストアブランド) ファモチジン 1回10〜20mg、1日1〜2回 ※製品により異なる 概ね£4〜£7 Boots、Superdrug
オメプラゾール10mg (Boots・Superdrug各社のプライベートブランド) オメプラゾール 1回10mg、1日1回(朝食前)、最大2週間 概ね£5〜£9 Boots、Superdrug
Buscopanブスコパン ブチルスコポラミン臭化物(10mg 1回1〜2錠、1日3回(痙攣性の腹部不快感向け) 概ね£4〜£6 Boots、Superdrug、Tesco

薬剤師注記:用量は製品パッケージに記載された指示に従ってください。特にオメプラゾールは症状の重さにかかわらず「2週間を超えて使用しない」という制限があります。用法用量に不安がある場合は薬局カウンターの薬剤師(Pharmacist)に直接相談してください。

各薬の選び方:症状別の目安

  • 食後すぐ・即効性が欲しいRennieレニーチュアブル錠(3〜5分で効果発現、携帯性◎)
  • 逆流・胸焼け・食道への酸の刺激感Gavisconガビスコン Advance(胃内容物の上に膜を形成し物理的に逆流を防ぐ)
  • 脂っこい食事後の膨満感+ガスRennieレニー Deflatine(シメチコン配合でガス抜き効果あり)
  • 中程度の持続的な胸焼け(12時間コントロールしたい):ファモチジン10〜20mg(H2ブロッカー、作用持続時間が長い)
  • 毎日症状が出る・旅行中ずっと困っている:オメプラゾール10mg(PPI、24時間以上作用が続くが即効性はなく最大効果に2〜3日かかる)
  • 食後の腹部けいれん・差し込むような痛みBuscopanブスコパン(鎮痙薬、胃酸とは別のアプローチ)

現地語での症状表現・薬局での買い方フレーズ

症状を伝える基本フレーズ

日本語 英語 カタカナ発音
胸焼けがあります I have heartburn. アイ ハヴ ハートバーン
胃もたれがあります I have indigestion. アイ ハヴ インダイジェスチョン
食後に胃が重い感じがします My stomach feels heavy after meals. マイ ストマック フィールズ ヘビー アフター ミールズ
胃酸が逆流する感じがします I have acid reflux. アイ ハヴ アシッド リフラックス
胃がむかむかします I feel nauseous. アイ フィール ノーシャス
お腹が張った感じがします I feel bloated. アイ フィール ブロウテッド
みぞおちが痛いです I have pain in my upper abdomen. アイ ハヴ ペイン イン マイ アッパー アブドメン

薬局での購入フレーズ

日本語 英語 カタカナ発音
胸焼けに効く薬はありますか? Do you have anything for heartburn? ドゥ ユー ハヴ エニシング フォー ハートバーン?
一番速く効く制酸薬はどれですか? What is the fastest-acting antacid? ワット イズ ザ ファーステスト アクティング アンタシッド?
ガビスコンとレニーはどちらを勧めますか? Which do you recommend, Gavisconガビスコン or Rennieレニー? ウィッチ ドゥ ユー レコメンド ガビスコン オア レニー?
他の薬と一緒に飲んでも大丈夫ですか? Is it safe to take this with other medications? イズ イット セーフ トゥ テイク ディス ウィズ アザー メディケーションズ?
妊娠中でも使えますか? Is this safe during pregnancy? イズ ディス セーフ デュアリング プレグナンシー?
薬剤師の方に相談できますか? Can I speak to the pharmacist? キャン アイ スピーク トゥ ザ ファーマシスト?
この症状に処方箋なしで買える薬はありますか? Can I get an over-the-counter medicine for these symptoms? キャン アイ ゲット アン オーバー ザ カウンター メディスン フォー ジーズ シンプトムズ?

Boots・Superdrug での具体的な購入手順

  1. Healthcareセクションへ移動:入口付近または薬局カウンター("Pharmacy"と表示)を探す。
  2. セルフ選択またはカウンターへ:軽症なら棚から自分で選ぶことができる。不安な場合はカウンターへ。
  3. 薬剤師に声をかけるExcuse me, can I speak to the pharmacist?(エクスキューズ ミー キャン アイ スピーク トゥ ザ ファーマシスト?)
  4. 症状を伝える:上記フレーズを活用する。
  5. アドバイスを受ける:イギリスの薬局薬剤師(Registered Pharmacist)は高度な訓練を受けており、適切な製品を選んでくれる。
  6. レジで購入:16歳未満に販売禁止の製品もあるが、一般的な制酸薬は年齢制限なし。

日本から持参すべきOTC薬と現地品との比較

持参推奨OTC薬(日本製)

渡航前に日本で準備しておくことで、現地での不安を大幅に軽減できます。

日本製品 有効成分(一般名) イギリスの相当品 持参の利点
太田胃散 沈降炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム等 Rennieレニー 使い慣れた製品、粉末で携帯性高い
ガスター10 ファモチジン塩酸塩10mg ファモチジン10〜20mg製品 低用量から開始できる
パンシロンキュアSP スクラルファート水和物、炭酸水素ナトリウム等 胃粘膜保護目的、現地に相当品なし 胃粘膜保護が必要な方に有用
セルベール整胃錠 塩酸セトラキサート(胃粘膜保護)等 現地に相当品なし 胃炎傾向のある方に有用

持参時の注意事項:OTC薬の個人使用目的での持ち込みは、イギリス税関においても原則として認められています。ただし、量は個人使用の範囲内(概ね1〜2か月分程度が目安)にとどめ、元のパッケージのまま持参することを推奨します。成分が英語で分かるよう、添付文書のコピーを携行するとさらに安心です。

避けるべき成分・相互作用への注意

  • アスピリン含有製品:胃粘膜への刺激が強く、胃もたれ・胸焼けがすでにある場合は症状を悪化させる可能性があります。イギリスの薬局でも痛み止めとしてアスピリン含有品が販売されているため注意が必要です。
  • NSAIDs(イブプロフェン等):解熱鎮痛目的で使用する場合も、胃腸症状がある際には食後に服用し、必要であれば制酸薬と時間をずらして使用してください(同時服用は制酸薬の吸収を阻害する場合があります)。
  • 制酸薬と抗生物質(テトラサイクリン系・フルオロキノロン系等)の同時服用:制酸薬に含まれるアルミニウム・カルシウム・マグネシウムイオンが抗生物質の吸収を妨げます。少なくとも2時間の間隔を空けてください。
  • H2ブロッカーとアルコール:アルコールによってH2ブロッカーの代謝が影響を受け、予期せぬ副作用が出ることがあります。飲酒中・飲酒後の服用は避けてください。
  • PPIの長期連用:オメプラゾール等のPPIは2週間以上の連続使用を自己判断で行わないことが原則です。長期使用による低マグネシウム血症・骨密度低下・腸内細菌叢への影響が報告されています。

イギリスの医療事情と受診方法

NHS(国民保健サービス)の基本

イギリスの医療制度の根幹をなすのがNHS(National Health Service)です。原則として、すべての人が急を要する医療を無料または低コストで受けられる体制が整っています。ただし、観光目的での短期滞在者はNHSによる無料治療の対象外となる場合があり、旅行保険の活用が重要です。

受診先の種類と使い分け

受診先 特徴 胃もたれ・胸焼けでの利用場面
NHS 111(電話・オンライン) 24時間対応、受診先のトリアージ・相談 OTC薬で改善しない、受診すべきか迷う場合の最初の相談窓口
Walk-in Centre / Urgent Care Centre 予約不要、GP紹介状なしで受診可能 中程度の症状、OTC薬無効、発熱を伴う胃腸症状
GP(一般開業医:General Practitioner) かかりつけ医制度、基本的には登録制 短期旅行者はWalk-in Centreまたはプライベートクリニックを利用
A&E(救急科:Accident & Emergency) 重篤・緊急症状に対応 吐血・激痛・意識変容等の緊急時
プライベートクリニック 予約制・費用発生だが待ち時間が短い 旅行保険適用で受診。ロンドン市内に複数あり

緊急連絡先

  • 緊急通報(救急・警察・消防)999
  • NHSノンエマージェンシー相談11124時間対応、英語のみ)
  • NHS 111オンラインhttps://111.nhs.uk

日本語対応が可能な医療機関・サービス

ロンドン市内にはJapanese-speaking doctor(日本語対応医)が在籍するプライベートクリニックが複数存在します。在英日本国大使館が公開している医療機関リストを事前に確認しておくことを推奨します。

また、旅行保険に付帯するアシスタンスサービス(日本語対応のコールセンター)を事前に確認し、番号を携行することを強く推奨します。


薬剤師の視点:渡航前準備と現地入手のリスク

渡航前チェックリスト

持参推奨の薬・アイテム

  • 胃もたれ・胸焼けに効くOTC薬(ガスター10、太田胃散等):旅行日数+α分
  • 整腸薬(ビオフェルミンR等):腸内環境の変化に備える
  • 常用薬がある場合:英文の薬剤情報書(処方医に依頼)を必ず携行
  • 旅行保険証券・保険会社の日本語緊急連絡先

事前に確認すること

  • 持参薬とイギリスで飲食するものとの相互作用(旅行前にかかりつけ薬局に相談)
  • 胃食道逆流症(GERD)・胃潰瘍等の既往がある場合は、渡航前に主治医に相談し、旅行用の処方薬をもらっておく

現地入手に関するリスクと注意点

Boots・Superdrug・大型スーパーは安心 イギリスには薬局の規制基準(General Pharmaceutical Council:GPhC)があり、登録薬局で販売されるOTC薬の品質は一定水準が保証されています。Boots、Superdrug、Tesco、Sainsbury's等の主要チェーンでの購入はほぼ安全です。

ネット購入・無認可店舗には注意 ロンドン市内の一部観光地周辺の非正規店舗や、素性の不明なオンラインセラー(Amazon Marketplace等の第三者販売者)からの購入は避けることを推奨します。GPhCに登録していない販売経路では品質管理が担保されません。

GPhC登録薬局の確認方法 GPhC公式サイト(https://www.pharmacyregulation.org)でオンライン薬局・実店舗の登録状況を確認できます。


帰国後の観察ポイント:輸入感染症との鑑別

胃もたれ・胸焼けの多くは渡航中の環境変化や食事によるものですが、イギリス(ヨーロッパ)旅行後に以下の症状が続く場合は、消化器科・内科への受診を検討してください。

帰国後に注意すべき症状

症状 考えられる原因 受診の目安
帰国後も2週間以上続く下痢・胃腸不快感 ジアルジア症、カンピロバクター腸炎等 早めに内科・消化器科へ(便培養検査が有用)
帰国後に発熱を伴う腹痛・黄疸 サルモネラ感染、A型肝炎(まれ)等 速やかに受診
持続する胸焼け・嚥下困難が帰国後も改善しない 食道炎、バレット食道等 消化器内科での内視鏡検査を検討
体重減少・食欲不振が帰国後も続く 慢性胃炎、ピロリ菌感染、まれに器質的疾患 消化器科受診、必要に応じてピロリ菌検査

ピロリ菌(Helicobacter pylori)について

イギリスは先進国の中ではピロリ菌感染率が日本より低い傾向にありますが、旅行中の食事・水からの感染リスクがゼロではありません。帰国後2〜4週間以上胃部不快感が続く場合は、かかりつけ医にピロリ菌検査(尿素呼気試験・便中抗原検査等)について相談してください。

帰国後の受診先

  • 一般内科・消化器内科:帰国後の持続症状の評価
  • 感染症科・旅行者外来:発熱・下痢を伴う感染が疑われる場合
    • 成田・羽田・関西等の主要空港近辺の検疫所でも相談可能

参考文献・公的情報源

  1. NHS(英国国民保健サービス)— 消化不良・胸焼けの解説 https://www.nhs.uk/conditions/indigestion/ https://www.nhs.uk/conditions/heartburn-and-acid-reflux/

  2. NICE(英国国立医療技術評価機構)— Dyspepsia and GORD in adults ガイドライン https://www.nice.org.uk/guidance/cg184

  3. General Pharmaceutical Council(GPhC)— 登録薬局検索 https://www.pharmacyregulation.org

  4. 外務省 海外安全情報 — イギリス(英国) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_001.html

  5. 在英国日本国大使館 — 医療情報・医療機関リスト https://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

  6. WHO(世界保健機関)— International Travel and Health https://www.who.int/publications/i/item/9789241580441

  7. 厚生労働省 — 渡航者の感染症予防(海外渡航者向けガイダンス) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/travel.html

  8. 日本消化器病学会 — 胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2021 https://www.jsge.or.jp/guideline/


まとめ:症状別の対応フロー

胃もたれ・胸焼けが出た
↓
【軽症:食後・脂っこいものを食べた後】
→ Rennie(即効)または Gaviscon(逆流)をドラッグストアで購入
→ 食事を控え、アルコール・カフェイン・脂質を避ける
→ 1〜2日で改善 → 経過観察

【中程度:2日以上改善しない・毎日症状が出る】
→ NHS 111に電話(111)またはオンライン相談
→ Walk-in Centre・Urgent Care Centreへ
→ ファモチジンまたはオメプラゾールへの変更を薬剤師に相談

【重症:吐血・黒色便・激痛・嚥下困難】
→ 直ちに999通報 / A&Eへ

免責事項

本記事は薬学的情報の提供を目的としており、特定の個人に対する診断・治療行為を行うものではありません。記載の情報は執筆時点(2025年)のものであり、OTC薬の販売状況・価格・制度は変更される場合があります。症状の判断・治療方針の決定は必ず医師または薬剤師にご相談ください。旅行中に症状が悪化した場合は、躊躇せず現地の医療機関を受診してください。

監修:薬剤師(博士(薬学))

日本から持参するなら(薬剤師の推奨OTC)

イギリス胃もたれ・胸焼けに対応するなら、現地調達よりも日本での事前準備が確実です。 以下は薬剤師として実際に旅行者に勧めることの多いOTC・関連製品です。

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