エボラ出血熱(ブンディブギョウイルス株)の国際的緊急事態認定
概要
2026年5月、世界保健機関(WHO)は、コンゴ民主共和国およびウガンダで発生しているブンディブギョウイルス株によるエボラ出血熱の流行を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と認定しました。
主な情報
感染リスク地域
- コンゴ民主共和国
- ウガンダ
症状 エボラ出血熱は潜伏期2~21日で、以下の症状を呈します:
- 発熱、筋肉痛、頭痛
- 嘔吐、下痢
- 発疹
- 重症化時は出血症状
感染経路
- 患者の血液・体液との直接接触
- 動物(コウモリなど)からのズーノーシス感染
- 汚染された環境表面への接触
渡航者向けの推奨事項
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渡航前の確認
- 感染地域への渡航は慎重に検討
- 渡航が必要な場合は、大使館や厚生労働省の情報を確認
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感染予防
- 患者との接触回避
- 野生動物との接触を避ける
- 手指衛生の徹底(石鹸と流水、またはアルコール消毒剤)
- 個人用防護具(手袋、マスク)の使用
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帰国後
- 潜伏期間中(最大21日)の健康観察
- 症状出現時は速やかに医療機関に相談
- 渡航地と症状を医療者に伝える
現時点での治療法
対症療法が主体です。特異的なエボラ出血熱治療薬の使用可能性については、医療機関の指示に従ってください。
薬剤師メモ エボラ出血熱は極めて重篤な感染症であり、予防が最優先です。感染地域への渡航は避けることを強く推奨します。帰国後に発熱等の症状がある場合は、市販薬の自己使用を避け、必ず医療機関で渡航歴を伝えてください。ワクチン(rVSV-ZEBOV等)の提供可能性は地域・施設により異なるため、事前に感染症外来や渡航医学クリニックに相談することをお勧めします。
参考情報
- WHO公式発表:国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)認定
- 厚生労働省 検疫所(FORTH):最新の感染症情報