片頭痛(へんずつう)の病態とCGRP——三叉神経血管説から拡延性抑制まで
「血管が拡張する病気」ではない。三叉神経-CGRP系の異常興奮、皮質拡延性抑制(CSD)、前兆や吐き気の機序を分子レベルで解説。
ファームトリップ|薬剤師監修 × 渡航時の医薬品情報
片頭痛は単なる「強い頭痛」ではなく、CGRP・三叉神経血管説・皮質拡延性抑制が関わる神経疾患です。 病態理解から、トリプタン・ラスミジタン(レイボー)・ゲパントの急性期治療3世代、月1注射のCGRP抗体予防薬(エムガルティ・アジョビ・アイモビーグ)、 見落とされやすい薬剤の使用過多による頭痛(MOH)、OTCと誘因管理、漢方まで—— 薬剤師(博士(薬学))が、6本の記事と6本の動画で網羅的に解説します。 新規5記事追加。
1990年代のトリプタン登場、2018-2021年のCGRP抗体3製剤、2022年のラスミジタン(レイボー)。 片頭痛治療は機序ベースの選択肢が爆発的に増えました。 一方で、市販頭痛薬の連用で起こるMOHは依然として見落とされがち。 病態を理解し、自分のタイプと頻度に合った選び方を整理しましょう。
病態理解→急性期→予防→連用問題→セルフケア の5カテゴリで段階的に深掘りできます。
片頭痛は単なる「強い頭痛」ではなく、CGRP・三叉神経・皮質拡延性抑制が関わる神経疾患。理解が治療選択の前提。
「血管が拡張する病気」ではない。三叉神経-CGRP系の異常興奮、皮質拡延性抑制(CSD)、前兆や吐き気の機序を分子レベルで解説。
トリプタン・ジタン・ゲパントの3世代を、心血管リスクや運転制限など患者プロファイル別に選び分け。
CGRP抗体薬3製剤による革命。発作日数を半減させる新しい予防戦略と、薬価・適応条件・自己負担。
頭痛薬連用で薬が頭痛を作る逆説。市販薬ループからの脱却プロトコルとブリッジ療法。
頭痛薬連用で薬自体が頭痛を作る。エキセドリン・ロキソニン・トリプタンによるMOHの機序と、断薬プロトコル・ブリッジ療法。
受診前の市販薬選び、天気・食事・ホルモンの誘因管理、漢方処方の補完的活用。
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片頭痛OTCの第一選択。NSAIDsで月10日以下使用がMOH予防の鍵。
即効性あり、プロドラッグで胃腸刺激軽減。連用注意。
カフェイン配合で効果増強だがMOH誘発しやすい、月10日以下に厳格制限。
胃に優しい、妊娠中の片頭痛にも比較的安全。
片頭痛予防漢方のエビデンスあり。冷えのぼせタイプ向け。
誘因と頻度の記録がMOH予防+受診時の情報整理に必須。
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