イエメンでマラリア感染者増加、低リスク地域でも報告

イエメンにおけるマラリア感染拡大の警告

CDCは2026年6月11日付で、イエメンにおけるマラリア感染例の増加に関する渡航警告レベル2を発令しました。注目すべき点として、これまで低リスク地域と認識されていた地域からも症例報告が増加しているとのことです。

現状と背景

イエメンは複雑な保健衛生状況にあり、マラリア伝播地域の拡大が報告されています。特に雨季における蚊の活動活発化に伴い、感染リスクが高まる傾向にあります。

渡航者向けの推奨事項

予防対策

  • 蚊刺対策:長袖・長ズボン着用、虫よけ剤(ディート30%以上推奨)の使用
  • 宿泊施設:エアコンやネット設置の確認
  • 就寝時:蚊帳使用(ピレスロイド処理済みが推奨)

薬学的予防

マラリア予防薬の適正使用は、公的機関の指針に従うことが重要です。公開情報では、クロロキン耐性地域ではアテメテル・ルメファントリンやジハイドロアルテミシニン・ピペラキンなどが選択肢として検討される場合があります。ただし個人差や併用薬の影響があるため、必ず医師・薬剤師に相談してください。

症状と対応

渡航中および帰国後の発熱、寒気、筋肉痛などの症状は医療機関で診断を受けてください。マラリアは早期診断・早期治療が重要です。

薬剤師メモ
マラリア予防薬の開始時期・用量・期間は感染リスク評価に基づいて決定されます。イエメン渡航予定者は、出発の最低4週間から感染症専門の医療機関に相談することをお勧めします。また帰国後3ヶ月間は不定期な発熱に注意し、渡航地での滞在期間や地域を医師に明確に伝えることが診断を助けます。

参考

詳細はCDC公式渡航情報をご確認ください:https://wwwnc.cdc.gov/travel/notices/level2/malaria-yemen

出典(一次情報)

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