コンゴ民主共和国とウガンダでブンディブギョウイボラウイルス病の流行

コンゴ民主共和国とウガンダにおけるブンディブギョウイボラウイルス病

概要

CDCは、コンゴ民主共和国(DRC)およびウガンダにおけるブンディブギョウウイルス病(BVD)の流行について、レベル2の渡航健康勧告を発出しました(2026年6月15日)。

ブンディブギョウウイルスはフィロウイルス科に属し、エボラウイルスの一種です。DRCにおいては流行地域が特定されており、その他の地域への渡航については強化された予防措置が推奨されています。

主な感染リスク

  • 野生動物との接触:コウモリ、霊長類などの野生動物が主要な宿主とされています
  • 人間同士の感染:血液や体液への直接接触により感染する可能性があります
  • 医療機関での二次感染:適切な感染対策が実施されていない環境でのリスク

CDCの推奨事項

渡航者に対しては以下の強化された予防措置が推奨されています:

  • 野生動物(特にコウモリと霊長類)との接触を避ける
  • 医療機関での安全対策(針刺し事故の回避など)
  • 感染が疑われる人物との接触を避ける
  • 基本的な衛生管理(手洗い、食品の加熱調理)

症状と対応

ブンディブギョウウイルス病の潜伏期間は2~21日で、発熱、頭痛、筋肉痛などで発症します。渡航中または帰国後に症状が現れた場合は、医療機関に早急に相談し、渡航歴を伝えることが重要です。

薬剤師メモ ブンディブギョウウイルス病に対する特異的な治療薬は現在存在せず、治療は対症療法が中心となります。渡航前の予防接種(黄熱病など)や医療保険の確認、緊急時の連絡先把握が重要です。渡航先の医療事情が限定的な場合、帰国後の早期医療受診体制の確保をお勧めします。

参考情報

詳細な情報はCDCの公式サイト(https://wwwnc.cdc.gov/travel/)をご確認ください。

出典(一次情報)

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