コンゴ民主共和国とウガンダにおけるブンディブギョウイルス病
CDCより2026年7月15日付で、コンゴ民主共和国(DRC)およびウガンダにおけるブンディブギョウイルス病(BVD)の流行が報告されました。
現状
両国で確認された本疾患は、エボラウイルス属に分類されるブンディブギョウイルスによる感染症です。DRCおよびウガンダへの渡航者に対して、CDC はレベル2(要注意) の勧告を発出しており、強化された予防対策の実施を推奨しています。
渡航時の予防対策
- 接触予防:患者との直接接触を避け、体液や血液との接触を厳密に回避する
- 個人防護具(PPE)の使用:医療施設や患者周囲では適切なPPEの着用
- 衛生管理:頻繁な手洗い、アルコール系消毒剤による手指衛生
- 動物との接触制限:野生動物(特にコウモリ)との接触を避ける
- 医療施設の確認:事前に現地の医療施設情報を把握しておく
症状と対応
ブンディブギョウイルス病の初期症状は発熱、頭痛、筋肉痛などで、他の疾患と区別が難しい場合があります。渡航中または帰国後に発熱などの症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診し、渡航先を明確に告げることが重要です。
薬剤師メモ
現在、ブンディブギョウイルス病に対する特異的治療薬やワクチンは確立されていません。治療は対症療法が主体となります。渡航前に渡航先の医療環境を調査し、緊急時の連絡先確保と感染症対応医療施設の位置把握が推奨されます。また、渡航者向け感染症保険の加入も検討してください。
公的情報
詳細はCDC公式ページ(https://wwwnc.cdc.gov/travel/notices/level2/ebola-drc-uganda)をご確認ください。