サブサハラアフリカのジフテリア流行警報
概要
CDCより、サブサハラアフリカの複数国におけるジフテリアの流行が報告されています。影響を受けている国は以下の通りです:
- チャド
- ギニア
- ニジェール
- ナイジェリア
- マリ
- モーリタニア
- ソマリア
- セネガル
ジフテリアについて
ジフテリアは、Corynebacterium diphtheriae菌により引き起こされる感染症です。呼吸器系の症状(咽頭痛、発熱、膜様物の形成)から始まり、神経毒素産生により重篤な合併症(心筋炎、神経障害)が生じる可能性があります。
推奨事項
該当地域への渡航を予定されている方は、出発前にワクチン接種状況の確認が重要です。
成人の場合:過去10年以内にTd(破傷風・ジフテリア混合)またはTdap(破傷風・ジフテリア・百日咳混合)の接種を受けていることが推奨されます。
小児の場合:定期予防接種スケジュールに従ったジフテリア予防接種を完了していることを確認してください。
渡航中の予防策
- 接種状況の確認は渡航予定日の4-6週間前に行う
- 手指衛生の励行
- 呼吸器症状がある者との接触回避
薬剤師メモ
ジフテリア予防接種は、通常は小児期の定期接種で完了しますが、成人でも接種から10年以上経過している場合は追加接種が必要な場合があります。渡航予定がある方は、かかりつけ医や予防接種実施医療機関に早めにご相談ください。また、帰国後に症状が出現した場合は、渡航地域を医療機関に報告することが診断に役立ちます。
詳細はCDCの公式情報をご参照ください。